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秋の北陸~めおと旅 その6

あやとり橋を渡ると再び山中温泉街に戻ってまいりました♪
ひっそりと鄙びた空気の裏通りを抜けると一転、賑やかな表通りには
お土産屋さんを中心にさまざまなお店やギャラリーがずらりと並んでいます。

あまり時間がなかったのでバス停留所近くをざっと見て回るにとどめましたが
『森光子一座記念館』『片岡鶴太郎工藝館』など
所縁の有名人にちなんだ記念館もあるそうです(*^^*)

1300年前に高僧、行基によって開湯された当初からこの地には
『湯ざや』と呼ばれる共同湯がありました。
現在は『総湯 菊の湯』として天平風の味わいある浴場に。
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左:重厚な造りの男湯には腰まである深い浴槽が特徴なのだとか。
  浴場には「山中温泉縁起絵巻」から写した九谷焼陶板が掛けられています。
右:元々は男湯を男女で使用していたそうですが(名残で男湯には入り口が2ヶ所ある)
  昭和30年に女湯が別棟に建てられました。男湯に比べて曲線を多用した
  優美な造りが目を引きます。

すぐ隣には『山中座』という施設も♪
こちらでは山中温泉の芸妓衆による伝統芸能の舞と唄いを鑑賞することができるのだとか。
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ロビーの天井には格子天井にしつらえられた加賀蒔絵の天井絵が描かれています。
また柱や階段には美しい漆塗りが施されています。これは加賀の伝統技能『山中漆器』の技巧を
建築に生かしたもの。化学塗料と違い『生きている塗料』である漆の強度が最も増すのは
およそ20年後なのだとか!!

温泉街で見つけた幟に書かれていた文字『娘娘饅頭』。さて、何て読むのでしょうか??

・・・正解はにやあにやあまんじゅう』でした(^皿^)

どんな饅頭なんだろうかと気になって仕方ありません!
周遊バスの時間まであと数分というところでしたがダッシュで買いに走りました=3=3
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わりと普通の温泉饅頭っぽい(笑)
山中温泉の老舗旅館の主人が娘娘(にゃあにゃあ=加賀の言葉で娘さん)という言葉が好んだことから
「娘娘という名前で何か万頭を作れないか」と石川屋の先代に持ちかけたのがそもそもの始まりだとか。
加賀美人の上品さを「つぶ餡」ではなく「こし餡」で表現し、大きな口を開けなくてもいいよう
小振りの小判型になったそうです。黒糖と地産の味噌がほのかに香るまろやかなお味でした♪

さてさて。無事に(笑)無料送迎バスにも乗車できたところで、加賀温泉駅へと戻ってきました。
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前日の晩には全く気がつかなかったのですが巨大な観音像発見!!!
『ユートピア加賀の郷』という娯楽施設(現在は廃業)にあるもので
全高73m、日本で5番目に大きい観音像なのだそうです。

ここからJRに乗って「あわら温泉」駅へ。その後、京福バスに乗って40分。

奇岩が作り上げた断崖絶壁で知られる全国的にも有名なスポット『東尋坊』に到着です!
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実は去る11月6日にカニ漁解禁を迎えた越前♪
となれば、何はなくともまずは海の幸で腹ごしらえしなくては!(笑)

ずらりと並ぶ商店の中でもひときわ活気のあるお店が『やまに水産』さま。
お昼時の混雑の中、運良く空席に恵まれたので待たずにお座敷へと通していただきました♪
豊富な海の幸はどれも本当に美味しそうで迷いに迷うところでございますが・・・
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やはり「初物は押さえておきたい」わたくしは『期間限定 越前三国せいこ丼』(左)
ボス夫さんは海の幸の旨みを存分に味わえる『浜焼定食』(右)をオーダーいたしました。

まずは、ボス夫さんの浜焼きからスルメイカを失敬いたします(笑)
・・・・・う、うまぁ~~~いっ☆☆☆
口の中いっぱいに広がる潮の香りとお醤油の香ばしさがもうたまりません!!
身は弾力たっぷりなのにあくまでも柔らかく甘く・・・だめだ!スーパーのが食べられなくなる(笑)

こうなると甘エビもホタテも食べたくなるよね(ニヤリ☆)

カニとひと言で申しましても、タラバにずわいに越前、毛ガニといろいろ種類はございますが
実はわたくしが一番好きなのが・・・
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勢子ガニでございます。(画像はやまに水産HPよりお借りしています。転載不可)
タラバガニの雌である勢子ガニは、小振りの身体にぎゅっと旨みが詰まっていて
コクのある内子とミソがやみつきになる美味しさ(*´∇`*)
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丸々1杯分を使ったと思われるカニ身と内子にミソ(♡▽♡)おまけにたっぷりのイクラまで!!
もう前後左右どこからいただいてもカニカニカニ~
あまりの美味しさに思わず笑いがこみあげてきちゃいますwwwww

 その昔・・・父が茹でた勢子ガニの身と内子、ミソをご飯に混ぜて醤油を数滴おとしたものを
 甲羅に入れて食べさせてくれたのが、わたくしのカニ体験の原点となったのですが
 ふとその味を思い出させてくれる・・・懐かしく嬉しい美味しさでございました(*^^*)


お腹がいっぱいになったところで再び展望台へ♪
今回は観光遊覧船に乗って海から東尋坊を見上げる企画というのを
考えていたのですが・・・・・

 波浪のため欠航いたします

うーむ・・・(--; どうもちょいちょい旅のハイライトが不発に終わっているような気が。
とはいってもこれは自然相手のことなので仕方がありませんね!
崖の上に降り立って『火サス』ごっこに全力を尽くすとしましょう(笑)
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テケテケテッ!テ~レ~♪思わず涙ながらに自白しちゃいそうです(笑)

危惧していた天気予報とはうらはらに青空が澄み渡っています。
ぽかぽかと太陽も明るく『これだけお天気だったら船出せたやろ~!』なんて
愚痴っていたのですが・・・
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見る見るうちに日が翳り白波が立ち始め、立っていられないほどの強風が!!!

犯行を自白するより先に海へ吹き飛ばされそうな勢い(^^;

冗談ごとではなくマジで怖くなるほど一気に荒れ模様となってしまいました(汗)
いやあホント、現地の方は海のことをよくご存知なんですね~。

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左:遠く見えるのは『雄島(おじま)』とその地を結ぶ『雄島橋』。橋の袂には駐車場も完備されて
   絶好のドライビングスポットになっているのだとか。雄島は別名『神の島』とも呼ばれ
   古式豊かな大湊神社が鎮守しています。
右;東尋坊の奇観を型造っているのが『輝石安山岩』という岩石。
  安山岩そのものはごく普通の火山石なのですが、水面から25mもの高さまで
  『柱状節理』(すなわち、マグマ等が冷却固結する際に生じる六角柱状の岩体が
              両側にズレることなく規則性のある割れ目を形成している状態)

  を造り上げているのは地質学的にも非常に珍しいものなんだとか。
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・・・・なんてのんびり解説している余裕もないほどに風が強まり、小雨もぱらついてきました。
それでは早々に切り上げて帰途に着くといたしましょう(^^)

*******************

思わぬことから実現した『秋の北陸めおと旅』
おかげさまでとても楽しく幸せな時間を過ごすことができました。
娘には心から感謝の気持ちをささげたいと思います。

 大きなプレゼントはもちろんのことだけど、その気持ちがなによりも嬉しくて
 あなたがわたくしたちの娘に産まれてきてくれてよかったと、
 本当にありがたく思います。どうもありがとう!
 

長々と一週間にも渡ってお話させていただいた北陸の旅レポもこれにてお開きでございます。
最後までお付き合いくださったみなさま、本当にありがとうございましたm(_ _)m
娘がくれたこの旅に恥じない『いい夫婦』(もう過ぎちゃいましたね11月22日)をめざして
今後とも精進していく所存でございます(笑)
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あ!石の上に乗っかってひそかに背高く見せようとしてやがりますやん!! 
ホントはここまで身長差ないんだからね~!(←すでに心が狭いワタクシ・・・爆)
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秋の北陸~めおと旅 その5

北陸の旅2日目の始まりは、もちろん気持ちよ~く朝湯に浸かって気分爽快♪
朝食バイキングでしっかりパワーを充電です(^^)v
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このおっきなクロワッサン・・・実は一日目、京都を出発するときに買い込んだ
“元”焼きたてクロワッサンです(笑)
もちろん、ビュッフェではちゃんと焼きたてパリッパリのクロワッサンが
プレーンとチョコの2種類、用意されていましたよ(^皿^)
食パンを自分で焼く用にトースターもあったんですけど

持ち込みクロワッサンも温めていいでしょうか?!

・・・・さすがにちょっと申し訳なかったので遠慮しましたけれどね(笑)

クロワッサンに合わせて洋風おかずで揃えましたが、ボス夫さんの和朝食風チョイスも
めっちゃ美味しそうでした~♪
なんと、テーブルごとにミニ七輪が完備されていて自分で干物を焼けるのだっ☆☆☆
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さて。
今日の予定ですが、早めにチェックアウトしておいて(荷物は預けられるのです♪)
鶴仙渓(かくせんけい)という、山中温泉を流れる大聖寺川沿いを散策します。
その後、加賀温泉駅まで無料送迎バスに乗り(今度こそ!笑)、JRで芦原温泉駅に向かいます。
それからバスに乗り継いで東尋坊(とうじんぼう)でお約束の『火サスごっこ』
力一杯やってから帰宅の途につきます(笑)

加賀温泉郷の中でも最も山奥に位置する山中温泉は開湯1300年の歴史ある湯のまちです。
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俳聖 松尾芭蕉ゆかりの地として知られています。
また『和の鉄人』道場六三郎氏の生地でもあるのだとか。

加賀温泉郷には『片山津温泉』『山代温泉』そしてここ『山中温泉』と3つの温泉街があり、
それぞれ所縁のある鳥がシンボルマークとして使われているのをご存知でしょうか。
 片山津温泉=マガモ 山代温泉=ヤタガラス 山中温泉=白サギ
案内板にこれらの鳥のマークが描かれていたら、そこには温泉街の見どころ、名所なのだそうです。
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マンホールにもちゃんと白サギが描かれていますね!(左)
右の写真は『岩不動』と呼ばれるお堂。清水が湧き出ています。

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水量豊富な大聖寺川が形作る渓谷は幽谷深山の趣があります。
朝日に照らされた白波がとても清々しくて空気までもがピンと張り詰めていました。

うっそうと茂る木立の向こうに橋が見えますでしょうか?
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鶴仙渓谷の上流にある『こおろぎ橋』です。
奇岩の間を悠々と流れる水の美しさに、松尾芭蕉が思わず「行脚の楽しみここにあり」
ひと節詠ったという逸話が残されています。総檜造りの古色たる風情が素晴らしく
まだ朝早い時間にもかかわらず大勢行き交う温泉客の目を楽しませてくれます。

この『こおろぎ橋』から下流に向けて1.3kmの遊歩道が伸びていました。
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野趣を残した木立の間を縫うように伸びる遊歩道。すぐ横を流れる川のせせらぎを楽しみながら
夫婦ふたりでのんびりと歩を進めます(*^^*)

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山肌から涼やかで透明な水が勢いよく流れ込みます。朝露にしっとりと潤う野の花の可憐なこと!!
右下の写真、中央部分にご注目ください!湧き水が水滴となって苔生した岩を伝っていく様子が
おわかりいただけますでしょうか(^^) 拡大写真でチェック☆
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爆走タクシー(笑)の運転手さんがおっしゃるとおり、紅葉も見ごろを迎えていました(*^▽^*)
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東から伸びる朝の太陽に美しく輝く緋色のグラデーションにはただただ感動です。
これこそが『秋の旅』の醍醐味ですね(☆▽☆)

川面にかかる木々の向こうに青空に映える茜色の橋が見えてまいりました。
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鉄橋のようですがどう見てもなんだかくにゃりと曲がっているような気が・・・?
近づいてみるとその不思議な形状がはっきりと分かります!
確かにその名を聞くと納得!の『あやとり橋』でございます♪
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確かにあやとりで作る『橋』の形にそっくり!
長さ80メートルにおよぶこの橋は建設されてからまだ20年にも満たない新しい名所。
華道草月流三代目家元、勅使河原宏氏によりデザインされたものだそうです。
大きくカーブした橋梁は先が見えないので、どこまでも続くような錯覚を感じます。
しかも、実は相当な高さのところにあるんですココ!!
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今まで歩いてきた遊歩道がずいぶん小さく見えますね~(^^;

芭蕉や夢二が愛した美しい自然を存分に楽しんだところで
本日はこれにてお開きでございますm(_ _)m
長かった北陸レポートも明日がいよいよ最終回・・・あともう一息、どうぞお付き合いくださいませ♡

今週のお花

秋の北陸~めおと旅 その4

昨日はうっかり寝オチしてしまったあすもです(^^;

成巽閣の美しさをたっぷり堪能し終えて、兼六園の入場口へと戻ってまいりました。
金沢発、加賀温泉行きの出発時間(15:48)が刻々と近づく中、
果たしてあすも夫妻は無事に間に合うことができるのか?

ただいまの時刻、午後3時過ぎ・・・って100パー無理やろ~(苦笑)

あるいは園内を全力疾走で駆け抜ければ何とかなるかもしれませんが・・・(^^;
しかしながらせっかく金沢までやってきて、随一の名勝『兼六園』を
まさに字の如く『素通り』してしまうのもそれはそれでもったいない話です。

・・・・しょうがない!無料送迎バスを諦めよう!!

とりあえず予約をキャンセルいたしまして兼六園内へと足を踏み入れます。
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ああ!美しい!!やっぱりキャンセルしてよかった(T▽T)

紅葉のはしり、といったところでしょうか。『燃えるような緋色』とはまいりませんが
その控えめな色づきが却って、落ち着いた品格ある美を醸し出しているようです。
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『時雨亭』は5代藩主、綱紀が兼六園の作庭を開始した当初からあった建物で
廃藩の際に撤去されたものを復元し、現在はお茶をふるまう席として使われています。
左上の写真は、その時雨亭の周囲に引かれた曲水。
ボス夫さんがしきりに『こんな庭のある家に住みたい』とつぶやいてましたwww

実はこの兼六園、ある一時代に作庭が完成したものではなく、何代にもわたって形成され
現在の形になりました。ですので様々な時代様式の庭園手法を存分に生かした
奥深い回遊式庭園なんです。中央の大きな池から縦横無尽に伸びる曲水は清廉で
個人的には『水の庭』という印象を強く受けました。

ちょうど日の傾く時間帯だったせいでしょうか。木立の間を縫って斜めに走る光が
なんとも幻想的で、別次元にスリップしたような感覚を覚えます。
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ところで・・・『兼六園』という名の由来をご存知でしょうか?

“六勝”という言葉がございます。これは6つの優れた景勝を表すものなんです。すなわち、
  宏大=解放的で明るく広々とした景色  幽邃=静かで奥深い趣の景観 
  人力=人の手によって整えられた美景  蒼古=自然そのままの寂びた風景
  水泉=低い所を清水が流れゆくさま   眺望=高所から遠くを見渡せる景趣
という六景なんですが、隣り合った青文字と赤文字はそれぞれ相反する美の定義なんですね。
つまり本来の自然の風景であれば、この反対の性質が同時に存在することは不可能なはず。
ですが、ここ兼六園にはこの景全てがね備えられているところから名づけられたのだとか。

  『不可能を可能にした庭園』・・・なんてキャッチコピーはどうでしょうか(笑)

時間があれば『六勝』一つ一つに該当する風景を探し出して見比べてみたいところですが
さすがにそこまでは叶いませんでした(^^;

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そうこうしているうちに、兼六園の中でも最も親しまれている風景が目に入ってまいりました。

園内一の大きさを誇る『霞ヶ池』と園のシンボルともいうべき『ことじ灯篭』です。
“ことじ”とは琴の糸を支える柱のこと。
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  (画像はウィキペディアよりお借りしております)
この“ことじ”に形が似ているところから名づけられたそうです☆

京都のお隣、滋賀県は琵琶湖との所縁が深いのがこちら。
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琵琶湖畔にある松の名所、唐崎からわざわざ種子を取り寄せて育てたという『唐崎松』
何本もの木が連なっているように見えますが、実は見事な枝振りをした一本の黒松なんです!

松の幹や枝には、兼六園の風物詩でもある『雪吊』がしつらえられていました。
冬の間、雪が枝に付着することで樹木の枝が折れないように縄で枝を保持するもので
もちろん実用的な樹木の手入れのひとつなんですが、先端から放射状に広がる縄の美しさに
素晴らしい風情を感じます。

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左上の写真にある石橋は『雁行橋』と呼ばれ、11枚の石を重ねるように並べることで
列をなして空を行く雁の姿に見立てたものです。また、石を亀の甲羅と模して『亀甲橋』ともいい、
渡れば長寿を全うできるとのご利益があったそうです。長年の風化のせいで石がすり減ってしまい
現在は渡ること叶いませんが、見るだけでもOKなのだとか(笑)

対して左下の『黄門橋』は2枚の石を重ねたように見えますが、実は一枚岩を立体的に加工したもの。
全長は6mにおよび、日本庭園内の橋としては全国第4位の長さを誇る、とのことでした。

かくも広い兼六園・・・遠目に見えるのは金沢城へと続く『石川門』です(右下)
建立は1788年、旧金沢城の数少ない遺構のひとつで重文指定です。

・・・うっうううう~(涙)お城も行きたかったよ~~~(T_T)

後ろ髪を引かれすぎてハゲるわァっ!って叫びたくなる思いを押し殺しつつ
バスターミナルへと下りていく道々すがら、薄暮に包まれた古町屋造りのお土産物屋さんが並ぶ中に
気になる幟を発見!  
『焼きいなり』と記された店頭には、見慣れたサイズの1.5倍は優にあろうかという
肉厚で香ばしい焼き目のついた稲荷ずしが並んでいます。

・・・・・・・これはもう食べるしかないでしょ(笑)
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どうも写真写りが悪くて恐縮ですが、中身はほんのりと甘酢の効いた鶏ごぼう飯♡
パリッと香ばしい揚げと甘酸っぱな中にごぼうの風味が染みた寿し飯のバランスが絶妙!!
めちゃめちゃ美味しいやーん!!(≧▽≦)
もうちょっと美味しそうな写真、あるいは本体そのものを楽しみたい方はコチラでどうぞ♡

さて、ここからは本気でダッシュ☆です(笑)お土産を買うのもそこそこに
とにかく近々の列車に飛び乗りまして、加賀温泉駅に到着したのが夕方5時30分頃。
確かに釣瓶落としの秋の夕とはいえ、夕闇に包まれたロータリーには車の影も人の姿もなし

・・・・・・・・深夜かっ!

イヤ~な予感を感じつつも路線バスの時刻表をチェックしてみましたが、見事に予感的中
今から1時間近く待たなくてはいけないようです(--;
夕食の予約時間は6時30分からですから、これでは完全に遅刻。
まさか食いっぱぐれることはないでしょうが、宿にも迷惑をおかけしてしまいます。

いよいよ最後の手段・・・もはやタクシーに乗るしかありませんorz

ちょうど乗り場には扉を開けたタクシーがわたくしたちを待ち構えているかのよう(^^;
背に腹は替えられないとばかりに乗り込んで、一路山中温泉を目指します。
非常に気の良い運転手さんで、にこにこと親切に山中温泉の見どころを語って下さるのですが。

ありがたい!ありがたいけど・・・頼むから前見て!!

よく言えば大らかで豪快な走り(笑)に揺られること30分・・・やっとのことで到着です☆
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軽快なキャッチミュージックで有名な『湯快リゾート 山中グランドホテル』です(*^^*)

一泊一万円を切るリーズナブルさに大手のマニュアル営業・・・と侮るなかれ!!
施設はそれなりに古びもありますが、お部屋はゆったりと広く掃除も行き届いています。
フロントで鍵と浴衣を受け取って自分で部屋まで赴くシステムも、気軽といえば気軽♪

お風呂まではさすがにカメラを持ち込めませんでしたが(笑)こちらも小まめに整えられているのが
窺える清潔な印象です。中ぶりの露天風呂もついていて、加水なしの天然温泉が楽しめます♡

まずは旅の疲れをさらりと滑らかな塩泉で流してから、お夕飯をいただきます(*^▽^*)
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入れ替えバイキングのお夕飯は、想像以上に品数も豊富で料理も多彩!
北陸の海の幸ということで相当心のハードルが上がっていたせいか、お刺身はまあ『普通』でしたが
煮物や揚げ物もひとつひとつ手を掛けておられるのがよく分かる美味しさ(*^^*)
料理の追加もこまめで、店員さんもみなきびきびと動いてらっしゃったのが好印象でした♪

デザートもバッチリ☆
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・・・・・もう喉元までいっぱいです(笑)

部屋に戻ってから娘に報告とお礼のメールを送りました(*^^*)
彼女の夕飯は、無印良品の『貝柱入り中華粥』だそうで。

なんかその・・・・・申し訳ない!(笑)

まだまだ続きま~す♪♪

ナメたらアカン!ないしょのはなし

秋の北陸~めおと旅 その3&おうちごはん

さて。
実は今回の北陸旅行、加賀の名湯『山中温泉』に宿泊地を予定しています。
金沢市からJRで約20分ほどの加賀温泉駅まで戻り、そこから車で30分ほど
山あいを走らなくてはなりません。

しかも!加賀温泉駅から山中温泉郷までは無料の周回バスが走っているのですが
最終発車時刻が16:40!(早っ)
そこから逆算していきますと、15:48金沢発の列車に乗らなくてはならず
ということは少なくとも午後3時半には金沢駅に戻らなくてはならない計算となります。

ランチを食べ終わって美術館を見学し終わったのが午後2時過ぎだったので

 ・・・・・滞在時間 残り1時間半!!

正直、プランを立てているときからかなりタイトなスケジュールになりそうだと
危惧していたのですが予感的中!(^^;
とにかく、なんとか回れるだけは回っていきましょう(駆=3=3=3)
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金沢といえばやはり名勝『兼六園』をおいては語れません。
ちょうど園内の木々も赤く色づき始めてひと足早い紅葉狩りも楽しみです(*^^*)
・・・が。
実は、わたくしもボス夫さんもそれぞれ別の機会ではありますが、過去に2度
この兼六園を訪れたことがあるんです。
そこで、今回は兼六園のすぐ脇に隣接する成巽閣(せいそんかく)』へと
まず足を向けてみました(^▽^)

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江戸時代末期、第13代藩主前田齋泰(なりやす)が母である真龍院のために建てた御殿である成巽閣。
敷地は200坪におよび、建坪は500坪にもなりますが創建当時は1500坪を誇っていたのだとか!
2階建ての寄棟造りに杮葺きの屋根の建物で、一階は細部にまで装飾を凝らした書院造り、
二階は材質と色彩にこだわった数奇屋風の造りが特徴的です。

それではさっそくその見事な装飾の数々をご紹介・・・・・

 『館内は撮影をお断りしております』

・・・・・って、ここもか~~~いっ!!orz(泣)

どうも今回は『撮影禁止』に泣かされる運命にあるようです(--;
仕方がないのでこちらもガイドブックとパンフレットの写真をお借りしつつ地味にレポります。
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一階の正面受付を入ってすぐにあるのが上段下段それぞれ18畳の広さを持つ『謁見の間』
ここは公式の御対面所であり、先代の遺した竹沢御殿の一部を移築したものだそうです。
目を引くのは上段と下段を区切る欄間の細工。ひのきの一枚板に花鳥を透かし彫りし、
岩絵の具で極彩色に仕上げられたもので、これは加賀の名工「武田友月」作と伝えられています。

広々と開放的な広間は天井も高いので、この幅広い欄間も全く圧迫感を感じさせず
ただただその美しさに感服するばかりです。
上段には正面に床の間と違い棚がしつらえられた本格的な書院造りと、
明治時代につけられたという洋風のシャンデリアが粋なミスマッチを演出していました。

一階の部屋や廊下を区切る障子の腰板には、鮎や亀、貝、蝶などさまざまな生き物や植物が描かれており
それぞれ『鮎の廊下』『亀の間』・・・という風に呼ばれています。
これをひとつひとつ探すのもまた楽しく、まるでオリエンテーリングのように指差し確認しながら
奥へ進んでいきました(笑)

お庭だけは撮影が許可されていました♪
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『つくしの縁庭園』には松や楓、梅などが配され、その間を縫うように用水から分流された遣水が
緩やかに流れています。つくばいにも美しい梅の枝が彫り込まれており、全体にいかにも女性的な
柔らかさと丸みに溢れたお庭、という印象でした。

ところで、この庭の名にもある『つくしの縁』
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お分かりいただけますでしょうか?
軒先が非常に長く張り出しているにもかかわらず、それを支える支柱が一本もありません!
これは庭を開放的に眺めるための演出なのですが、ではどうやってこの長く重い軒を
支えているのでしょうか・・・。

 長い軒には桔木(はねぎ)』と呼ばれる約40cm角長さ10m余りの松材を、
 およそ2mおきに 組み入れてあります。この松材が、建物の壁の部分を支点として
 てこの原理をもって重い軒と屋根を支えている、というわけです。

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また、この庭では小鳥のさえずりがかき消されないようにと、遣水の落差を少なくし
水音が立たないように工夫されているのだそうです(@0@)

華やかで開放的な一階に比べて、二階はひじょうに渋~い数奇屋造りになっていて
意匠を凝らした7つの部屋からなります。なかでも『群青の間』と呼ばれるこちらは
目地や蛇腹に美しい群青があしらわれています。
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この『群青=ウルトラマリンブルー』は鉱石ラピスラズリの成分でもあり
非常に希少価値が高いものなのだそうです。写真では分かりにくいのですが
壁は朱紫に塗られ床壁には黒を利かせた、とてもスタイリッシュで現代的なデザインです♡

それぞれの部屋の障子は中央にオランダ渡りのギヤマンが嵌め込まれ、
実にモダンな『雪見障子』となっています。

母のために建てた御殿というだけあって、
華やかで美しくそれでいて品格があり細かな所まで趣向が凝らされて・・・・・
まさに女性受け間違いなしの御殿です(♡▽♡)
齋泰公ったら女心をよくわかってらっしゃる(笑)

妙立寺が『喧嘩上等!男の砦』とするならば、
成巽閣は『女子力アップ!女の園』って感じでしょうか(笑)

・・・・・・ああ!リアルな時間はあっという間だったのに、レポは遅々として進みません(笑)
どうも兼六園はまた明日に持ち越しですね(^^;

すみません、ホント史跡バカなものでm(_ _)m

閑話・・・おとといときょうの晩ごはん

秋の北陸~めおと旅 その2&ちょっぴりおまけ

金沢の街を訪れてみて一番最初に感じた印象は
 なんかちょいちょい京都に似てる気がする
というものでした。

街の規模や道行く車の密度、新旧入り混じった建物の感じなど・・・
そういえば主な移動手段が路線バスというのも共通しています。
市内の中心部であれば初乗り200円でほとんどの名所を網羅している
『北陸バス』には、この旅程でも大変お世話になりました(*^^*)
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残念ながら予定とは逆周りだったので乗車は叶いませんでしたが、
こんな可愛くてレトロな周遊バスも運行していま~す♪

さて妙立寺で先人の知恵と技術を堪能した後は、この北陸バスに揺られること10分足らず。
ちょうど市内中心部にあたる市庁舎近辺へとやってまいりました。
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こちらのレトロモダンな建物は大正13年に建てられた旧市庁舎で
現在はリノベーションされ『石川県政記念しいのき迎賓館』という
観光施設になっています。

まずはこの迎賓館内で、話題のフレンチカフェレストランでランチをいただきましょう!
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『CAFE&BRASSRIE PAUL BOCUSE 
フランスはリヨンにあるミシュラン三ツ星のレストラン『ポールボキューズ』が
ここ金沢にオープンした際、よりカジュアルに同店の味を楽しめるよう同時開店したのが
こちらのカフェブラッスリーなのだそうです。

いただいたランチには、『リエット』と呼ばれるスパイスの効いたムースペーストと
メインディッシュである豚肩ロースのグリエ、それにドリンクとスィーツがセットになっていました♪
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左上:ローズマリーの香りが爽やかなリエットは焼きたてのフランスパンに塗っていただきます。
    オリーブオイルもとてもフレッシュで、ボス夫さんは『オイルだけ塗ってもええやん♪』と
    いたくお気に入りでした(^^)
右上:口の中でほろほろと崩れるほどに柔らかいグリエとレンズ豆のソースは相性がぴったり♡
    特筆すべきは一緒に添えられた粒マスタード!いつも家で食べているそれとは一線を画す
    酸味と風味が感動的~(T▽T)
左下:4種類から選べるデザートの中からボス夫さんがチョイスしたのは
    『洋梨のコンポートとブランマンジェ』
    見た目からは想像しにくいのですが、かなりジンジャーの香りが強い一品。
右下:お店イチオシの『ムッシュ ポール・ボキューズのクレーム・ブリュレ』
    わざわざシェフの名前が付けられているだけあって他のデザートより100円プラスwww

実は、強い生姜の香りがニガテなボス夫さん・・・一口食べた時点で交換の申し出が(笑)
ジンジャー大好きなわたくしとしては否を唱える理由もございませんが、特製ブリュレも捨てがたく。

・・結局、両方ともほとんどわたくしが平らげちゃいました(^皿^)V

次に向かったのが徒歩3分の所にある新名所☆
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2004年10月にオープンした『金沢21世紀美術館』
そのほとんどの恒久展示が無料で観ることができるという太っ腹な美術館です。
敷地は開放的で自由に通り抜けができ、まるで街の公園のように親しまれているのだとか。
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展示作品は現代美術が中心で正直分かるような分からんような(笑)
左上:カラー・アクティヴィティ・ハウスと呼ばれる屋外展示はカラーフィルムを通して
    世界を覗く面白さがあります。渦巻状なので子供たちの鬼ごっこの場としても
    活躍しているようでした(笑)
右上:『市民ギャラリー2004.10.09 -2005.03.21』では壁面いっぱいに広がる加賀友禅の図案が
    鮮やかです。壁の前には同じ模様が施されたロッキングチェアがずらりと並び
    ゆったりとくつろげるスペースとなっていました。
左下:一部屋をびっしりと埋め尽くすのは真っ白なアンティークレース!!
    清廉にも煩雑にも見える不思議な空間に平衡感覚まで揺すぶられるようです。
右下:作者ヤンファーブル本人の全身型から作られたブロンズ像『雲を測る男』。
    遠目に分かりづらいのですが服のシワから定規の目盛りまで精巧に作られているのだとか。

こちらの美術館で最も人気が高い常設展示が『スイミング・プール』という作品。
  一見すると、たっぷりと満々の水を湛えた普通のプールなのですが
  実際には透明なガラスの上にわずか10センチ深の水が張られているだけ。
  地下からプールの真下に立つことができるため、まるで水中を自由に闊歩するかのような
  錯覚を体感することができる。

  untitled.png
  (画像は金沢21世紀美術館よりお借りしています。転載不可

わたくしたちも一番楽しみにしていた作品だったんですが

 まさかの、地下部分は閉鎖中っていう・・・orz

いちおう上のプール部分だけでも写真に収めてみました。
DSCN7905.png
・・・うん、ただのプールやね(笑)

ちょっぴり残念な気持ちを引き摺りつつ(^^;娘へのお土産選び☆
DSCN8078.png
キュートな外見とは裏腹に実はシビアな運試しダイス(ニヤリ☆)
 白は人生に迷った時にGO or DON'TGO(行く?やめる?)
 ピンクは花占いな気持ちでLOVE or DON'TLOVE(好き?キライ?)
 黒は彼との交際に不安を感じたらI CLEAN(私から振る)YOU CLEAN(アナタが振る)
 ONCE MORE(もう一回!)TOGETHER(ずっと一緒♡)


・・・これで娘の迷いも一掃です!(笑)


まだまだ続く金沢散策・・・明日はいよいよ兼六園を巡ります(*^^*)

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ちょっとレポはひと休みして・・・
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