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京の鬼門☆比叡山を行く~その5 延暦寺西塔

こんばんは☆ 今日の京都はまるで初夏のようなぽかぽか陽気♪
ソメイヨシノもそろそろ散り際を迎えようとしていますが、今春最後(?)のお花見を
リア友さんとご一緒に楽しんでまいりました!(*^^*)
その模様は後日、改めてアップさせていただきます(ただいま鋭意編集中!)
昨日の晩は珍しく娘とおじいちゃま、おばあちゃまの予定が合ったので、
久しぶりに美味しいモンを食べに連れていただきました\(^▽^)/
こちらのレポートも後日アップ予定(ただいま・・・以下同文ww)

まずは、かれこれ10日に渡ってお送りしてきた『比叡山を行く』シリーズを完結させましょう!
滋賀県側から奥比叡ドライブウェイを走り横川を越えてさらに10分ほど進むと
西塔(さいとう)と呼ばれるエリアに入ります。閑静な杉木立に囲まれ、粛々とした雰囲気のこちらは
一般の方も予約すれば研修道場にて修行体験もできるのだとか。時代を遡れば・・・
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かの親鸞さまも修行に励まれた場所なのだとか(@0@)

まず最初に見えるのが椿堂と呼ばれる古いお堂です。
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参道から山の斜面下方に逸れた場所にひっそりと建つ椿堂。その名の謂れは
 昔、聖徳太子が比叡山に登られた時に使われた椿の杖を此の地にさして置かれたところ、
 その椿が芽を出して大きく育ったという因縁による


聖徳太子が置かれたものかどうかは分かりませんが(笑)椿堂の名に相応しく、背高に育った椿の大木が
あちこちにありました。花の季節の頃はきっととても美しいのでしょうね(*^^*)
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ご本尊は千手観世菩薩。残念ながら非公開のようで、お堂の扉もぴったりと閉まったままです。
お堂の蟇股も『椿』でした☆
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下に貼られているお札はどうやら節分会のものらしいです。

参道をしばらく行くと双子のようなお堂が見えてまいりました!
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向かい合う二つのお堂を渡り廊下が繋ぐ、とても珍しい構造です。

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向かって右側が法華堂でご本尊は普賢菩薩、左側が常行堂で阿弥陀如来をご本尊としています。
そしてこの二堂をつなぐ廊下はにない堂と呼ばれており、その全てが重文指定です。
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かつてこの地で修行をしていた武蔵坊弁慶
この渡り廊下に肩を入れて担った(!)という言い伝えがあるそうな(@0@)
さすがは剛力で鳴らした弁慶らしいとてもダイナミックな伝説ですね~
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駐車場にある「弁慶杉」・・・弁慶のイメージどおりの大木ですね~。
かなりズームアップ撮影しておりますが本当は小高い丘の上に生えているのです。

にない堂の下をくぐりぬけて石段を降りていくと、西塔の本堂にあたる釈迦堂、正確には
転法輪堂が堂々とした姿を見せてくれます。
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延暦寺に現存する建築物の中でも最古のもので、元々は三井寺内園城寺の金堂でしたが、1596年に
豊臣秀吉の手によって西塔に移築したのだとか。国の重要文化財に指定されています。
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香炉に浮かび上がる『己』の文字・・・おのれ、つまり自分自身ということ?それとも十干の「つちのと」?
答えは分からないままですがとりあえずお焼香させていただきました(^^;

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京都にある妙法院を創建された恵亮和尚(えりょうかしょう)をご本尊とする恵亮堂
この恵亮和尚も当時、比叡山において最も修力霊験に優れた和尚の一人であったそうです。
平家物語の一節によると

独鈷で自らの頭を砕き脳味噌を取り出して乳と混ぜ護摩と一緒に焚き込む

という荒技を駆使されたのだとか(^^;; 比叡山の和尚はホント、アグレッシブですね~(笑)

比叡山延暦寺の三塔の中でも、横川と西塔は比較参拝客が少ない方なのですが、さすがに週末ともなると
なかなか人波が途切れることはありません。およそ10分近く粘りに粘って・・・・・
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奇跡の一枚ゲット☆
・・・カメラを構えたまま中腰でひたすらシャッターチャンスを待つわたくしの姿に、ボス夫さんも苦笑いww

さていよいよ比叡山延暦寺三塔、残すは東塔のみとなりました。
伝教大師最澄が延暦寺を開いた発祥の地であり、総本堂根本中堂をはじめ各宗各派の宗祖を祀っている大講堂や
先祖回向のお堂である阿弥陀堂など重要な堂宇が集まっている、いわば延暦寺の総本山とでもいうべきエリア。
特に、根本中堂は国宝に指定されており、三塔の中でも最も人気の高いスポットなのです。

少しずつ影も長くなってきました。これは急いで回らねば!と気が逸るわたくしたちの車の前に
大型観光バスが3台立て続けに停まり、中から団体さん(たぶん日本の方ではない)がぞろぞろ~っと
列を成して降りてらっしゃいます。あっという間に混雑した入り口を眺めながらボス夫さんがひと言。

 『・・・・・もう、ええんとちゃう?』

どうやら限界点がきたようです(苦笑)思い返せば日吉大社から東照宮、横川、西塔と4ヶ所を
ほとんどインターバルなしで参拝していましたものね(^^; 元々それほど興味がないのですから
むしろよく忍耐していただいたというべきでしょうか・・・

結局とんでもない尻つぼみで竜頭蛇尾な締めくくりとなってしまいましたが(笑)後ろ髪を引かれつつ
比叡山シリーズ、これにてお開きでございますm(_ _)mチャンチャン☆

                                    
                                      へびのあし↓信心より食欲!
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京の鬼門☆比叡山を行く~その4 延暦寺横川

日吉大社から東照宮を巡る『比叡山を行く』レポ、4頁目でございます。
実は今回、めずらしくお弁当なぞ作ってみたわたくし(*^^*)
奥比叡ドライブウェイに向けて車を走らせること数分、到着した展望台にて
ふたり腰を並べてランチタイムとしゃれこみましょう♪
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お稲荷さんとお握り2種(高菜ゴマ&アンチョビおかか)を主食に、おかずには定番の唐揚げと卵焼きと
茹でほうれん草の海苔巻き。香の物は野沢菜漬け・・・とごくそっけないものですが(笑)
眼下に広がる琵琶湖を眺めながらいただくごはんはとっても美味しく感じました(*^^*)
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しっかり腹ごしらえもできたところで、それではいよいよ比叡山に切り込んでいきましょう!!
比叡山(ひえいざん)は、滋賀県大津市西部と京都市北東部にまたがる山で
大比叡(848.3m)と四明岳(838m)の二峰から成ります。奈良の高野山と並び、古くから信仰対象の山とされ
伝教大師最澄によって開山された天台宗総本山比叡山延暦寺は世界文化遺産に登録されています。

今回のもう一つの目的である延暦寺は、東塔(とうとう)、西塔(さいとう)、横川(よかわ)という
三塔から成り立っています。
滋賀県側から入山したわたくしたち、まず最初に到着したのは横川エリアです☆
比叡山の最も北に位置し、三塔の中でも最も霊性を感じることのできるこの地域は、延暦寺の僧侶たちの
修験の場でもあります。
駐車場からしばらく歩いていくとまず目に入るのが・・・
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龍ヶ池弁財天・・・昔、この池には大蛇が住み着き修行僧や付近の住民に害を与えていたところ
            元三大師なる僧が大蛇に向かって『汝はその身を自在に変えられるというが本当か』と
            尋ね、大蛇が『本当だ。』と答えたところ『ならば大きい姿になってみよ』と命じた。
            大蛇は『お安い御用』とばかりに数十倍ほどの大きさに変化する。大師は
            『では今度は小さくなり我が手の平に乗れるものか』と問うて、大蛇がみるみる小さくなり
            大師の手の中に収まったところを観音力により閉じ込めてしまった。
            大蛇は元三大師に諭され悪行を悔い改めたのち弁天さまのお使いとして自らの神通力を
            人々の道中安全と心願成就に向けたという。


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今は池の水もほとんど干上がってしまい伝承の面影もありませんが『雨乞いの弁天さま』として
いまも信心されているそうです(^^)

大蛇はいませんでしたがカモがおりました(笑)
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龍ヶ池から山手を見上げると朱も鮮やかな中堂が垣間見えます!さっそく登ってみましょう♪
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石段脇にはまだ根雪が残っていますね~(@0@)

横川中堂・・・横川のいわば本堂にあたり、遣唐船を模して造られたとされる舞台造りの建物は
           確かにまるで宙に浮かんだ船のように見えます。1942年の落雷で焼失した旧堂に代わり
           1971年にコンクリート製で再建されました。本尊の聖観音立像は重文指定です。
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鬼瓦の表情にも迫力があります!
右:『護法石』には鹿島明神と赤山明神なる延暦寺の守護神の霊跡が宿るのだそうです。

堂内にお邪魔してみました(*^^*)
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さすがに真正面から撮影するのははばかられましたので斜めから(^^;
たくさんの奉納品が積まれていてその信仰の篤さを強く感じます。祈願の際には梵語を唱えるようで
願いに応じてふさわしいサンスクリット語が示されていました。

ぐるりと堂内を回りこむと壁一面に並ぶ金の観音像!!!
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これはごくごく一部なのですが、ずらりと並んだ観音像の数に圧倒されます(@0@)
こちらは供養を願って奉納されたものなのだとか。
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中堂から少し山道を歩いていきます。
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鬱蒼とした杉林に囲まれた山道は、深閑としていて神秘的です。道々にまるで道祖神のように
石像が置かれているのがまた粛々とした雰囲気を醸し出しています。(-人-)

およそ10分ほど行くと四季講堂すなわち元三大師堂に到着いたしました。
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こちらは元三大師の住居跡と伝えられています。
さきほど龍ヶ池の伝承にも登場したこの元三大師とはいったいどのような方なのでしょうか?

元三大師(がんざんだいし)・・・平安時代の天台宗の僧、良源。諡号は慈恵大師(じえだいし)。
                       第18代天台座主(天台宗の最高の位)であり、比叡山延暦寺の中興の祖。
                       当時、度重なる大規模火災で根本中堂を初めとする多くの堂塔を失い
                       荒廃していた当山を立て直し、焼失した堂塔を再建した。
                       『元三大師』の名は、命日が正月の3日であることに由来している。
こちらがそのお姿です!!
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元三大師は別名『降魔大師』ともいい、密教の修行を極めた末にさまざまな異能を持っていたそうです。
まるで骨と皮だけになったようなそのお姿に、驚くべきは二本の角が生えているではありませんか!
「角大師」というこのお姿は、京の都を脅かさんとする鬼や妖かしどもと対峙する際に
自らもその身を鬼に変えることでより強い伏魔力を得たのだとか。
そもそも、この比叡山そのものが平安京から見ると北東、すなわち鬼門の方角にあり
魔や疫の侵入を阻む役割を担っていました。その比叡山の中でも北東に位置する横川は
いわば鬼門の中の鬼門!
もしかしたら元三大師は「ゴーストバスターズ」のような活躍をされていたのかもしれませんね!

比叡山の御坊はなかなかアグレッシブな方が多いようで、凄いゴーストバスターが元三大師の他にも
いらっしゃいます。たとえば慈忍和尚は『一眼一足』と呼ばれる一ツ眼の妖怪の姿に身を変えて
夜の山中を徘徊しておられたのだとか(^^;;;

閑話休題。話を大師堂に戻しましょう。
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元三大師は現在ある「おみくじ」の原型を考え出されたとしても知られています。
堂内の案内によりますと、そもそもおみくじとは
 将来起こることを予想するものではなく現在の状況を見極め、今後どうあるべきかを示すものであり、
 心に深く迷いがある時に御坊にその旨を残さずご相談したのちに籤をひいていただくのだそうです。
 ちょっとした運試し気分で引くものではないのだとか(^^;


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967年より、村上天皇の勅命によって四季に法華経が論議されたことから四季講堂とも呼ばれます。

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蟇股には青い獅子の姿が垣間見えます。秋には紅葉が美しいのだとか。

せっかくですので『平安のゴーストバスター』のお札をいただいて帰りました(*^^*)
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玄関の外に向けて貼ります。これは外部から侵入する「魔」を寄せつけないようにするため。

元三大師堂からさらに奥へ行くと大師のお墓である御廟があるそうなのですが、今回は時間の都合で断念(><)
ぐるりと回って横川中堂近くまで戻ってきました。中堂とは反対側の山肌に伸びる石段を登りますと
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根本如法塔が見えてまいりました!
慈覚大師円仁が根元杉の洞の中で始めたとされる如法写経にちなみ、その塔の中には仏教経典を
書写したものが数多く納められているのだそうです。大正時代に再建されたその塔は非常に均整の取れた
シルエットが印象的で、周囲はほぼ全てが紅葉の木。深秋の景色はきっと想像以上の美しさでしょうね!
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横川を後にして次のエリア西塔へ向かう途中で見つけたミステリゾーン(?)
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一見、ごく普通の公園か休憩所のようにも見えますがその名も『狩籠(かりごめ)の丘』
ここには元三大師をはじめ比叡山のゴーストバスターズたちが狩り捕らえた魑魅魍魎たちが
閉じ込められているのだとか(@0@)写真中央やや右に見える三角の尖り石がその印でしょうか?

魔物たちの目を覚まさぬように、そっと離れましょう(^^; 次回は西塔を御案内いたします♪

京の鬼門☆比叡山を行く~その3 日吉東照宮編

こんばんは~今日はまた寒の戻りと申しましょうか花冷えと申しましょうか
本当に肌寒い一日でした(-0-;しかも時折、吹き荒れる突風とにわか雨のせいで
せっかく咲いた桜の花もあっというまに散らされてしまい・・・(><)
週末の天気もいまひとつパッとしないようですが、お花見に行かれる皆さま
どうぞ風邪などひかれませんよう暖かくしてお出かけくださいね♡

さて。長い長い閑話をようやく休題いたしまして『比叡山を行く』レポ再開です☆
日吉大社を満喫した後は、そこから徒歩10分ほどの所にある日吉東照宮を目指します。

途中にある早尾地蔵尊が祀られている六角地蔵堂
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その名の通り製六角柱の建物です。こちらにお祀られている地蔵尊は伝教大師最澄が自作したとされ
その後、真盛上人として現世に現れ入滅された後は再び地蔵尊に戻られたとの伝説があります。
童子教育に力を注いだ最澄にちなみ『子育て地蔵』と呼ばれ、地元の信仰を集めておられます。

地蔵堂のすぐ隣にある早尾神社参詣口に・・・
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たくさんの荷物が置かれています。どうも学生さんのものらしいのですが。
               

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どうやら運動部系の学生さんがこの階段をダッシュ☆されているご様子(@0@)
ひゃ~~~っ!これはかなりキツそうですね!!10段も登れば足が上がらなくなりそうです(汗)

心臓破りの石段を横目にロープウェイ乗り場の方へ向かってしばし歩くと比叡山高校が見えてきます。
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きっと先ほどの学生さんたちもこの高校の生徒さんでしょう。校門からまたも石段が続いてるし(笑)
実際、ユニフォーム姿で顔を真っ赤にしながら走る生徒さんと何度もすれ違いました。

ダッシュもランニングもせずにのんびり歩いてるにもかからわず、なぜか二人とも息が上がり始めた頃
ようやく唐門が見えてまいりました♪
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日吉東照宮・・・徳川家康公の逝去に伴い1623年、南光坊天海によって創建されました。
             本殿と拝殿を石の間で連結する権現造の様式は日光東照宮の原型となり
             『関西の日光』とも呼ばれています。

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唐門に施された見事な細工の数々。剥落など一部損傷が激しい部分もありますが往年の絢爛さは
充分に感じ取ることができます☆つがいの鶴(右下)の生き生きとした様は今にも動き出しそう!!

そもそも、京都花大黒ご店主さまのブログにてコチラの記事を拝見したことから、その素晴らしさに
いてもたっても居られずにこの東照宮へやってきたわけなんですが、あれほどご店主さまからも
 内部拝観は日祝限定!と念を押していただいていたにもかかわらず

土曜日だし!
しかも締め切った門を見るまで気づいてないし!


そんなわけで先人(ご店主さま)の知恵に習い、わたくしも透塀の格子の隙間から
盗撮感覚でございます(^^;;;
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おおっ!!素晴らしい~(T▽T)遠目にもその細工の絢爛さがはっきりと分かります♡
できるかぎりズームしてみましょう♪
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一番に感じるのはやはりその彩色の妙です。ほとんど剥落していますが創建当時はきっと
いたるところに金箔が使われていてもっときらびやかだったんでしょうね~(*^^*)

正面に見えるのは二頭の向かい合う虎!
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しなやかな背骨やがっしりとした後ろ足の腱など、あまりにもリアルで驚かされます。
当時の日本に虎は居ないはずなんですが・・・少なくとも猫との共通点は認識されていたのかしらん?
蟇股にはとぐろを巻く青龍、その下の長押にも龍の文様が描かれています。

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木鼻も大変色彩豊かで迫力のある獅子です。たてがみにも躍動感があってとても写実的!

透塀に沿ってサイドから本殿も見てみましょう♪
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かなり剥落が激しいのが残念ですが、壁面の描画も精緻でとても美しいです。おそらく本来は
金箔が貼られていたのではないでしょうか。創建当時はさぞ眩しいほどの輝きだったでしょうね~☆▽☆

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再び拝殿にレンズを向けまして種々様々な蟇股をチェックです♪
虎(左上)、亀・・・玄武でしょうか?(右上)、鷹(左下)・・・他にも吉祥や勇壮を表す動植物が
生きている姿そのままに彫り出されています!他にももっとご覧になってみたい方は
花大黒ご店主さまのブログよりコチラの記事をぜひチェックなさってください☆
『あの隙間からよくぞここまで!!』と感動するほどのラインナップがご覧いただけます(T▽T)

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建築装飾の魅力のひとつとしてわたくしが好きな、同じモチーフを繰り返し繋げていくフラクタル模様♡
この東照宮でもあちこちで数多く見られました。
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曼荼羅も同じだと思うんですが、『整合の美』『均整の美』は仏教施設にとても似合っていると思います♪

東照宮ですので言うまでもなく祀られているのは徳川家康公の御霊。
あちこちに葵のご紋が記されていました。
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屋根の細部にいたるまで手の込んだ細工がなされています(♡▽♡)

帰宅後『日吉東照宮』で検索したところ、日祝の内部拝観はどうやら写真撮影も可能っぽい~。
あぁっ!!なぜ日曜日に行かなかった自分っ!(泣)

ちょっぴりたそがれながら、せめて眼下に広がる琵琶湖と近江の町を眺めようじゃありませんか・・・
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後頭部が禿げるほど後ろ髪を引かれつつも、東照宮をあとにいたしましょう。
いずれまたリベンジに参ります。次は間違いなく日曜日に!!

帰り道の石段・・・
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イヤ、これ無理やろーっ!(もちろん迂回路を戻りました笑)

比叡山を行く☆まだまだ続きます・・・・・・・

京の鬼門☆比叡山を行く~その2 日吉大社後編

前回までのお話・・・京都花大黒ご店主さまのブログに触発されて、さっそく滋賀県は比叡山のふもとにある
            日吉大社へボス夫さんを引っ張り出したあすも!
            花曇りながらぽかぽか陽気との天気予報を信じて脱ぎ着しやすい軽装で挑んだところ
            車を降りた途端、まさかの上着が手放せない寒さに見舞われてしまう!!
            ボス夫さんのぬくぬくジャンパーを横目に歩き続けるあすもの体温の行方やいかに?!
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予定では上着は車の中に置いたまま散策して、暑くなったらチェックシャツを腰に巻くはずだったのに
むしろ上着が手放せないっつうかもっと厚いの着てくればよかった!みたいな(--;
デニムの裾もホントは折り返して抜け感♪を演出していたのに、あまりの寒さから伸ばしたっていう(笑)

さて、どうでもいい前置きはさておいて(笑)日吉三橋の先に東本宮エリアが見えてましりました(*^^*)
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杉木立の奥に建つ楼門の手前に、うずくまるナニモノかがご覧いただけますでしょうか?

                  (拡大・・・)
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猿です(嘘) こちらは表面の凹凸が「猿の顔」に見えることから猿の霊石と呼ばれています。
猿というかイースター島のモアイ像の作りかけ?のようにも見えますが(笑)


さあ、東本宮の入り口である楼門にたどりつきましたよ♪
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西本宮の楼門に比べてすっきりとしたフォルムのようにも見えますが、これは一階部分に比べて
二階部分がやや低く造られているからだそうです。木村拓哉 織田信長の焼き討ちに遭った以後
1593年に建て直されたようです。

宮内に入ってまず最初に目に入るのが摂社である樹下(じゅげ)神社の拝殿。
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本殿ともに重文指定です。四面を囲う格子壁というのは珍しい!重なる格子の向こうに
本殿が透けて見えるさまがとても粋ですね(♡▽♡)

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三間社流造りの堂々とした押し出しが印象的な樹下神社本殿は、その真下に霊泉の井戸を抱き
昔はご神水を汲み上げていたのだとか。祭神は鴨玉依姫神(かもたまよりひめのかみ)
4月に行われる山王祭の「午の神事」は、東本宮祭神の大山咋神とこの鴨玉依姫神の婚姻を
再現する儀式なのだそうです♡

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凛々しい太眉ににっこり笑顔の狛犬さんは、まるで『いなかっぺ大将』の主人公のよう!
・・・・・って『いなかっぺ大将』をご存知の方、いらっしゃいますかね(^^;

格子や破風に打たれた金細工がとても流麗で洗練されています!檜皮も厚く、数ある摂社の中でも
格式の高さを感じる造りですね~(@0@)

実はこの樹下神社、拝殿と本殿を結ぶ線が、東本宮の拝殿と本殿を結ぶ線と直角に交わるという
非常に珍しい位置関係となっているんです。そのため楼門をくぐると一瞬、樹下神社の拝殿を
東本宮の拝殿と勘違いしそうになっちゃいます(汗)

こちらがホントの東本宮拝殿でございます(*^^*)
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とてもオーソドックスでシンプルな造りですが、均整の取れた佇まいはさすがに重文の貫禄たっぷり☆

続いて本殿・・・こちらは国宝に指定されています。
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とても優雅で伸びやか・・・まるで羽を広げて今にも飛び立とうとする鳳凰のようです(*^^*)
祭神は大山咋神(おおやまくいのかみ)。名前の「くい」は杭のことで
大山に杭を打つ神、すなわち大きな山の所有者である神という意味です。
西本宮に祀られている大物主神を大比叡と呼ぶのに対して、この大山咋神は
小比叡と称されています。

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さすがに朱の色も鮮やかで金細工が美しく映えています☆こちらの狛さんは目鼻立ちがくっきりとして
巻き毛もふさふさ♡ 瞳に強い力がこもっていますがどことなくユーモラスな表情が親しみやすいですね。

東本宮の境内にはいろいろと面白い謂れがあるようです。
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日吉雄梛(おなぎ)と雌梛(めなぎ)の木・・・雄梛は女性が男性の幸せを祈り
雌梛は男性が女性の幸せを祈るものとされています。「家内安全」「夫婦和合」のご利益が♪
もちろんお互いにちゃんと拝ませていただきましたよ(*^^*)

え?一体なんてお祈りしたのかって?!・・・それは神のみぞ知る(笑)

コチラの木は多羅葉(たらよう)と呼ばれています。
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案内板によりますと
「肉厚の葉の裏側に先端の尖った物で疵をつけるとその部分が黒く残り文字が書けます。」
とのこと。
これが「葉に書く」=「葉書(はがき)」の語源となったそうです。
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続いて六角形の井戸のようなものを発見☆
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亀井霊水なるこの井戸は、その昔まだここが池であった頃、伝教大師ご参拝の折に霊亀が現れ
占いによって閼伽井(あかい=神様にささげる水を汲む井戸のこと)となし、『亀井』と名付けたそうです。

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大物忌(おおものいみ)神社には東本殿の祭神、大山咋神の父神である大年神(おおとしのかみ)
お祀りされています。山王曼荼羅に描かれたお顔はズバリらしい(笑)

大物忌神社の近くにひっそりと建てられたお稲荷さまにも手を合わせておきましょう(^人^)
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覗き込んでみると龍の彫り物が♪
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見どころたっぷりの東本宮を後にして、最後に、山王祭で使用される御輿を拝見いたします(*^^*)
途中、山の方に向かって伸びる石段が・・・
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こちらは奥宮に向かう参道ならぬ山道です(^^; 境内の登山口からはおよそ1Km(片道約30分)。
本当はぜひ頂上まで行ってみたいところだったんですが、駐車場近くで見つけた立て看板に

『怪我については自己責任でお願いいたします』

なる文章が書かれておりまして(>0<;;; 夫婦そろってチキンハートなものですから(笑)ここは
謹んでご辞退させていただきました~エヘヘ
なお、京都花大黒のご店主さまのブログ内のこちらの記事に、美しい写真とともに
詳しくご紹介いただいておりますので、ぜひご一読なさってくださいませ♡←他人さま任せですみませんww

4月12日~15日に執り行われる山王祭は1200年の歴史を有する由緒ある神事です。
祭礼中、山王七社の7基の神輿が登場し天下泰平・五穀豊穣をお祈りします。
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1基はおよそ1500kg!!
12日の「午の神事」において、いったん奥宮に上げられた神輿に神様がお遷りになり
山麓の東本宮へお渡り頂きます。これが大山咋神と鴨玉依姫神のご婚姻を示すんですね。
そして翌13日の宵宮落とし神事にて、大政所と呼ばれる場所に神輿が4基並べられ
読み上げ式を済ませた駕輿丁達が神輿の到着するや、一斉に神輿を揺さぶり始めます。
これは神様の陣痛を表すのだとか!やがて結びの祝詞奏上と共に神輿が1m以上ある高さから
地面に落とされ(これが御子神誕生の瞬間です)近くの鼠社まで競った後に、行列を整えて
西本宮拝殿に進みます。朝のうちすでに他3基は西本宮拝殿に納められていて、ここで初めて
山王神輿7基が揃うのだそうです。

『日吉山王祭礼図』
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ガラス戸越しではありますが、ちょうど7基すべてが特別公開されていました♪♪♪
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一つ一つ神紋が違うんですね(@0@)五七桐や十六八重菊など非常に格式高いご紋が使われています。
7基すべてが重文指定されています。現在は新しく造り替えられた神輿が使われているのだとか。

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・・・・・・・・・ふぅぅぅぅぅっ(^^;;;
ようやく日吉大社のレポ『は』これにて終了です(笑)

次回はいよいよ、本命に乗り込むぞーーーーーっ!!

って実はまだレポ完成まで3分の1もできてないとか言わないよぜぇったいぃぃ~♪♪

京の鬼門☆比叡山を行く~その1 日吉大社前編

こんばんは☆

お出かけ日和の今日は、日々の徒然から読書日記や寺社めぐりまでいつも楽しい話題を提供してくださる
京都花大黒さまの京都花大黒店主のブログにて14回にわたってご紹介されているコチラの記事
すっかり魅せられまして、後を追うように(笑)参拝してまいりました♪

滋賀県は比叡山のふもと、坂本の古社日吉大社でございます!
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詳しい縁起や寺社建築については、花大黒ご店主さまのブログにて丁寧かつ分かりやすくご説明を
いただいておりますのでぜひそちらをご参考いただくとしまして、拙宅では心おもむくままに得手勝手に
進めさせていただこうと思います(^皿^)

神仏習合の証、合掌鳥居(鳥居の上部に合掌を表す山型が乗せられています)をくぐり、参道を進みます。
『神馬舎』『神猿舎』が並んで建てられているのですが・・・
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馬は作り物、猿は本物(笑)・・・想像するに、比叡山には野生の猿の群れが多く生息しているので
彼ら(檻には2頭居ました!)もきっと迷子になって下界へと降りてきちゃったうっかりさんたちでは
ないでしょうかwww

まっすぐ行けばすぐに本殿ですが、ちょっぴり遠回りして摂社も見て回りましょう♪
まずは
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『白山宮』・・・杉木立に囲まれ深い山を背にしたこちらは国の重要文化財に指定されています。
こちらは拝殿と本殿から成り、祭神は菊理姫神(くくりひめのかみ)。日本書紀の一節にだけ登場する
謎多き女神さまです。
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古色を帯びた拝殿は非常にシンプルなのですが、却って精緻な組木の美しさを強調しています。

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拝殿とともに1598年に建てられた本殿は、欄干の朱が素敵なアクセントになっていますね♪

白山宮あれこれ☆
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狛犬はかなりガチムチ系(笑)大きく膨らんだ鼻の穴に勢いを感じますwww
本殿の足元を巡るように水路が切られており、すぐ近くには清流が迸る小さな滝がありました。
ご紋は『右三巴』でしょうか?金貼りが薄日に淡く照らされています。

白山宮のすぐ隣にあるのが宇佐宮です。
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写真の整理中に一瞬、白山宮と見分けがつかなかったっていう(笑)こちらも同じく国の重文指定で
建築年も白山宮と同じ1598年。祭神は田心姫神(たごりひめのかみ)といって
古事記や日本書紀に登場する『宗像三女神』の中の一柱です。
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白山宮以上のガチムチ格闘家風(笑)あごひげがまた厳ついですね~(^^;

続いてはお台所関係にご利益がありそうなお社です。
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大宮竈殿社・・・奥津彦神と奥津姫神という夫婦神を祀るこちらの社はその名のとおり
竈(かまど)の火を預かります。現在では台所の神さまとして、また飲食を整える包丁の守護神として
料理の上達を願うのだそうです!もちろん、くれぐれもお願いしておきました(*^人^*)

さて、いよいよ西本宮楼門が見えてまいりました。日吉大社は大きく「西本宮」「東本宮」「奥宮」の
3つのエリアに分かれており、西本宮エリアの最奥にあるのが楼門、拝殿、本殿でございます。
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摂社に比べて朱塗りが目にも鮮やかで華やかな印象ですね☆花大黒ご店主さまのレポにもあった
キュートなお猿さん、その名も『神猿(まさる)』クン(笑)
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正確には棟持猿(むなもちさる)といいますが、『魔が去る』『何にも勝る』との響きが縁起良く
「まさる」と呼ばれているのだとか。頑張って支えて要る感じがとってもキュートですよね♡

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さて、楼門をくぐるとまっすぐ一直線に拝殿と本殿が続いています。
まずは拝殿を拝見・・・いや上手くねぇし(笑)
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通常、本殿の正面に立つことはできないようです。代わりに拝殿の前に参拝所が設けられていました。

こちらが本殿。『日吉造り(ひえつくり)』という独特の様式で国宝です。
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大きく張り出した檜皮の屋根が印象的です。朱の欄干がぐるりと囲い、床下が高く造られていますね。
かつては仏事を営まれた『下殿』なる部屋があったそうです。

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さすがは国宝!金細工がとても美しいです(*^^*)ご祭神は大己貴神(おほなむちのみこと)
すなわち大国主(おおくにぬし)のことです。因幡の白兎神話で兎を助けてあげた神さまですね(*^^*)

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こちらの狛さんは腹筋辺りがとってもスリム☆彫りもシンプルで意外な感じがしました。

日吉大社の絵馬いろいろ☆
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金銀箔の豪華な絵馬が2種類もあるみたいです!山王祭で使うお神輿と三猿の絵柄でした。
他にも焼印風のものや、ベーシックな神馬(鞍の文様がお猿さん)も。

西本宮のすぐ横には大宮川という清流が走っています。その澄んだ山水は夏にはいい避暑になりそう♪
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『日吉山荘』という料理屋さんが見えます。この奥をずっと遡っていくと『飛竜の滝』
あるそうですが、今回はまだまだ回るところがあるので断念(^^;

日吉大社にはこの大宮川にかかる3つの橋があり『日吉三橋』と呼ばれています。
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左上:大宮橋・・・重文指定。豊臣秀吉が寄進したといわれる木造の橋を1699年に花岡岩製の
            石橋に架け替えられたのだそうです。
右上:走井橋・・・大宮橋のすぐ隣に掛かるお祓いをするための石橋。橋脚は6本、桁も省かれて
             三橋の中で最も簡素な造りとなっていますがこちらも重文指定です。
左下:二宮橋・・・東本宮つまり二ノ宮に向かう参道にかかる橋です。大宮橋ほどの凝った構造では
             ありませんがほぼ同規模で同じく重文指定。
二宮橋には大きな松の枝がしなっていました!隣でお参りしているボス夫さんと比べていただくと
その大きさがよく分かっていただけるかと存じます(笑)

・・・・・・・・・というわけで、皆さまもうお気づきのことかと思いますが、レポは続きますめっちゃ!!
いつものことながら不定期に閑話を挟みつつのんびりと進めていきたいと存じますので
お気が向かれましたらどうぞまた気長にお付き合いくださいませ(*^^*)
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                                               おめでとう!!
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