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平安の桜 後編

まずは前記事の訂正を。

4月14日付の『平安の桜 中編』 にて西神苑の白虎池をご紹介したのですが、
うっかり気がつかないうちに中神苑の蒼龍池まで到達しておりました(@0@;;;
いったいいつの間に???とまるでテレポーションしてしまったような心持ちなのですが
おそらくは「ラムネ」の幟が揺れる茶店と並んでる写真と間に何枚か挟んで、最後から2番目の写真、
この二枚が蒼龍池を写したものではないかと推測されます・・・ってもう自分でもよく分からないんですが(汗)

そういったわけでこの場を持ちまして訂正するとともに、今回の記事は四庭最後の東神苑より
スタートです☆

東神苑は四つに分けられた神苑の中でも最も開放的で悠大な風景が楽しめるお庭です。
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そのほとんどを占めるのが栖鳳(せいほう)(今度は間違いありません笑)。
面積はおよそ5,500㎡にもおよぶ広大な池は満々と水を湛え、抜けるような青空と桜、
周囲の建物を見事に映しこんでいました。
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特に岸辺に並ぶシダレザクラ並木の美しさには思わず息を呑みます!

対岸に見えるのは尚美館と呼ばれる建物。
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京都御所より下賜されたもので元は瓦葺でしたが、景観を考慮して檜皮葺に改められたのだとか。
明治後半から昭和初期にかけて活躍した日本画家・望月玉渓の手による襖絵があるそうですが
残念ながら原則非公開とのことでしたorz
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栖鳳池を横断するように中華風の長い渡殿が見えます。
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こちらは泰平閣、通称橋殿と呼ばれているもので、尚美館と同じく京都御所から移築されました。
屋根は桧皮葺で、楼閣の頂には青銅の鳳凰が飾られています。kako-SO2bnzjXZPjoteDK.png

そうそう、橋殿=泰平閣は平安神宮の絵馬にも描かれていましたよ♪
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見事なシダレザクラとともに華やかな色彩が目を引く明るい雰囲気のデザインです。

この橋殿はもちろん歩いて渡ることができます。ここから観る池の風情もまた見事!
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橋殿から尚美館を望む風景。蒼林と桜、それを映す水面のコントラストがとても美しいです。
どこをどのように撮影しても絵になるという、素人カメラマンにはありがた~い景色(笑)

逆側には神宮会館を臨みます。
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散り浮いた花びらの間を鴨が気持ち良さそうにお散歩していました(^^)

橋殿を渡りきるとちょうど尚美館の近くに戻ってくるのですが、そこにはひときわ見事なシダレザクラが!!
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とてもとても写真一枚には収まりきらないような大木です。今まさに満開を迎えており
その淡紅の花々がたわわになった枝は、ずっしりとした重みすら感じさせます。
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長年京都に育ってまいりましたが、今までは行事の折に参拝するくらいしかご縁のなかった平安神宮
今回じっくりと見学させていただいて、平日の午前中とは思えないほどの賑わいを見せる人気もうなずける
本当に素晴らしい神社でした☆☆☆特に神苑は桜の季節はもとより四季様々の花に彩られ、
見どころの尽きない見事な庭園です。違う季節に訪れて新しい美を発見したくなる・・・そんなスポットでした♡

                                            ランチもお茶も春らんまん♪
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平安の桜 中編

平安建築の妙と日本庭園の美をご紹介させていただいております「平安の桜」シリーズ、
今回は目だけでなく舌でも和の楽しみを味わってみようと思います(*^^*)
薄紅に彩られたシダレザクラの枝をくぐり抜けるように南神苑を後にしますと西神苑に続きます。
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周囲を蒼林にかこまれたこのお庭には『澄心亭(ちょうしんてい)なるお茶室があり、
桜の時期に合わせて(今年は4月1日~4月15日)、観桜茶会が開かれているということで
さっそくお邪魔いたしました♪六角形の踏石が続くなだらかな丘を上ると、キレイに整えられた植木の奥に
質実ながら風格のあるお茶室が見えてまいります。
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観桜茶会では茶室の中でもお庭にしつらえられた緋毛氈でも、席を選ぶことができるのですが
ちょうど、わたくしたちが到着したタイミングでお茶を立てていただけるとのこと!少しドキドキしつつも
お点前を頂戴することにいたしました。
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意外にもフランクな雰囲気で写真撮影もOKだとか☆
二間続きの茶室は、手前の八畳を下切に炉が作られた書院風の造りです。棗には桜の花びらが舞い散り
いかにも観桜の座にふさわしいお道具が揃えられていました。
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掛け軸には茶室の銘でもある『澄心』の文字が。お花のしつらえも素敵です(*^^*)

平安神宮の崇敬付属団体「澄心会」のご奉仕による茶会ですが、堅苦しさは全然ありません。
美しい所作で茶を立てられるそのお姿を、お邪魔にならない程度にそっと留めさせていただきました。
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いただいたお菓子は京都の老舗店鶴屋吉信さんの上生菓子です。
ぽってりとした白肌に淡紅が色づき、可憐な花びらがはんなりと映えた可愛らしいお菓子♡
お味の方もまろやかで優しい甘味が、こっくりとしたお抹茶にとてもよく合っていました(*^^*)
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お茶碗にはこれもまた桜の花と山吹がのびのびとしたタッチで描かれていました。

お茶をいただいたあとは外の景色も楽しみましょう♪
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初夏を思わせるような明るい日差しに傘と緋毛氈の朱色が鮮やかに浮かび上がって、なんとも華やか☆
周囲の緑とのコントラストがとても美しいですね♡
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こちらのお茶室では桜の季節以外にも、毎月第2日曜日(4月・8月を除く)午前9時~午後3時に
月釜が開かれているそうです(^^)ご興味のある方はぜひ足をお運びになってみてはいかがでしょうか。
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それではお茶室をあとにして再び神苑を巡ります。
西神苑は白虎池と呼ばれる池を中心とした回遊式庭園で、もう少し季節が進むと花菖蒲が見頃なのだとか。
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濃い緑に覆われた池のほとりは、まるで隠れ家のようなひっそりとした印象で
先ほどの南神苑とはまた違った魅力にあふれています。

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この日は昼前ごろからぐんぐんと気温も上がって、まるで初夏を思わせるような強い日差しが眩しい!
上着を脱いでも汗ばむほどの陽気に、素朴な風情の茶屋も涼を求める方でとても賑わっていました。

水面に浮かぶ睡蓮と河骨の葉の周辺に散った桜の花びらが集まって可愛らしい模様を形作っています♡
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ちょうど拝殿の裏あたりを通っているようです。木柵の隙間から一枚☆
もちろんその向こうは立ち入り禁止ですよ~(笑)
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西神苑で出会った生き物たち(*^^*)
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まだまだ身頃のソメイヨシノを横目に小さな石橋を渡って緑蔭の道を進めば、次は中神苑へと至ります。
南、西の神苑とはまたがらりと変わった風情をお届けできればと思いますのでどうぞお楽しみに(*^^*)

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平安の桜 前編

先週の水曜日、リア友さんと一緒にお花見へ行ってまいりました♪
行先は京都で5本の指に入る超有名観光スポット平安神宮でございます。

娘の七五三参りや、近くにある美術館や動物園の帰りに立ち寄ったことはありますが
意外にちゃんとお参りしたことはなかった件(^^;
全国のみならず海外からもたくさんいらしている観光客のみなさんに混じって、おのぼり気分を満喫しつつ
じっくりと楽しんでみようと思います!

まず目に入るのが、緑釉瓦と朱色の太柱が印象的な応天門
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平安神宮の歴史は意外にも浅く、創建されたのは明治28年のこと。当時の京都は幕末の戦乱のために
市街地は荒廃し、明治維新によって天皇とともに首都が東京へ遷ったことから衰退の一途にありました。
そんな中、復興に対する市民の熱意と全国の人々が京都に寄せてくださる厚意が実り、平安遷都1100年記念に
開催された内国勧業博覧会の目玉企画として平安京遷都当時の大内裏の一部復元がなされたのです。
祭神は平安京を造り上げた第50代桓武天皇。その後、皇紀2600年にあたる昭和15年に、平安京最後の天皇である
第121代孝明天皇の神霊が合祀されました。


平安神宮の応天門は、平安京大内裏の正庁である朝堂院の應天門を模しているのだそうです。
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建設当時のまま残存しているこの応天門は、後述する大極殿や両楼閣とともに国の重要文化財に
指定されています。
高さ19.3mの堂々とした風格と華やかな朱に彩られた太柱や地垂木の美しさには溜め息が出そう!
緑釉瓦を佩いた屋根に乗せられた隅鬼瓦の表情にも迫力がありますね~

この応天門をくぐると、日の光を反射して眩しいほどに輝く白砂の向こう真正面に外拝殿すなわち
大極殿が見えてまいります(*^^*)
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高さ16.7m桁行は33.3mにもおよぶ宮殿建築は非常に整然としたシンメトリーなデザインで
これは平安京建設当時に参考とされた唐の建築様式の影響を多大に受けたものでしょう。
龍尾壇と呼ばれる一段高い段上に建ち、その境界を朱欄(手前の赤い柵)によって区切られています。

大極殿の左右にはこれも見事なシンメトリーで小楼閣が建てられています。方角を示す四神の名をつけられ
向かって左側(西)は白虎楼・・・
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右側(東)は青龍楼・・・
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と呼ばれています。手前に設けられた手水場にもそれぞれ白虎と青龍の彫り物が置かれていました☆

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細部にいたるまで繊細で緻密な装飾がなされていてとても豪華な印象です。
朱色が映えるのはその壁の白さにもあると思います。まるでつい昨日磨き上げられたような白壁に
日の光が当たってよりいっそう朱の鮮やかさが強調されていました。
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大極殿の前に植樹されている左近の桜・・・
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うーん、残念ながらすっかり散ってしまっていますね(><)
それよりも、こちらの木の方がまるで満開の桜のように見えませんか?
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これ、実は結ばれたおみくじなんです☆桜の季節のみ期間限定の(はな)みくじ
吉凶の代わりに桜の数が1~7つ描かれており、それぞれが
つぼみ、つぼみふくらむ、咲き初む、三分咲き、五分咲き、八分咲き、満開
というように運勢の善し悪しがわかるようになっているのだとか。
ほんのりと薄紅に染められたみくじを枝に結ぶと、桜の花が咲いたように見えるんですね♡

それでは本物の桜を観に神苑へと進みましょう!kako-LRAlLCpEghr2D1o1.png
白虎楼の屋根を乗り越えるように桜の花が伸びています(♡▽♡)これはかなり期待できそうな予感☆
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平安神宮神苑は社殿を取り囲むように東・中・西・南の四つの庭からなる日本庭園でその敷地面積は
およそ一万坪にもなります!明治から昭和にかけての名造園家である七代目小川治兵衛(植治)が
20年以上かけて造った名園で、国の名勝に指定されているそうです。

季節ごとの花が美しく咲くこの庭園、春はもちろん見事な桜を楽しむことができます♪
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入り口の門をくぐり、南神苑に一歩足を踏み入れると、まず目にはいるのが一面に空を覆っている
紅しだれ桜のシャワーです(≧▽≦)そのあまりにも見事な満開に、ほとんどの人が歩みを止めて
夢中でカメラを向けれらるので早くも大渋滞(笑)わたくしどもももちろん『一因の一員』でしたがww

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平安時代の庭園の特色である野筋(入り組んだ細い道筋)と遣水(幾重にも流れ込む小川)の様式を
踏襲されたしつらえは非常に奥行きと広がりを感じさせます。

それではこの美しい日本庭園を彩る華麗な桜を、存分にお楽しみくださいませm(*^^*)m
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遣水に花影が美しく映り込んでいました(≧▽≦)
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平安神宮の創建と同じ年に京都市内に敷設された日本で初めての路面電車『チンチン電車』
展示されています。
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桜のほかにも春を感じさせてくれる可憐な花たちが・・・
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いかがでしたでしょうか(*^^*)
抜けるような青空と頭上から降りかかるように咲き乱れるシダレザクラが見事なコラボレーションを魅せ
そこに優雅な日本庭園の美が融合して、本当に素晴らしいお庭でした♡

次回は西神苑にて、また一味違った日本の美を目と舌で味わってまいります♪ 乞うご期待☆
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