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東寺探訪~前編

こんばんは~
きょうの京都は一日雪模様でした。吐く息もすっかり白くなって身も縮む思いです(><)
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明日は少し寒さも緩むと聞いていますがこれから年末年始にかけてますます冷え込みそう。。。
どうぞみなさまくれぐれも温かくなさって、また雪害への対策も重々怠りなきようお気をつけくださいね。

さて、そんな雪景色を前にしてすっかり季節外れとなってしまいましたが、10日ほど前に訪れた
真言宗総本山教王護国寺すなわち東寺をご紹介したいと思います(*^^*)
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 平安京遷都の際に国立の寺院として創建され、その後、嵯峨天皇の時代に当時最も栄えていた唐の国から
 最新の仏教すなわち『密教』を学んで帰国した空海によって国内初の密教寺院となりました。
 平安後期に一度衰退するものの中世以降、宇多天皇・後醍醐天皇・足利尊氏など為政者の援助を受け、
 1486年の火災で主要堂塔のほとんどを失った際には豊臣家・徳川家などの尽力により金堂や五重塔などが
 再建されました。1200年以上もの時を経てさすがに創建当時の建物は現存していませんが、その姿は
 平安の頃そのままであるそうです。

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堂々たる姿で出迎えてくれたのが南大門です。明治時代に三十三間堂より移築されました。
さて、みなさまこの南大門を隅々までよ~くご覧くださいませ。何か物足りないと思われませんか?

                          

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そう!寺院の入り口によく見られる仁王像がおられないんです。
その理由は諸説ありますが、明治元年の火事により門が焼け落ち、仁王像も焼失したのだそうです。後に
三十三間堂の西門を移設されたのちも仁王像を新しく作られることはなく、そのままがらんどうになってるのだとか。

何度も潜ったことのある南大門ですが、今回じ~~~っくりと眺めてみてビックリ☆
蟇股にさまざまな動植物が生き生きと彫られているではありませんか(≧▽≦)ジーン。。。
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獅子や鳳凰、兎・・・中には何の動物かイマイチ分からないのもございますが(^^;桃山様式の素晴らしい彫刻の数々に
シャッターを切る指が止まらないほどでした♪

それではこの南大門より広い境内を散策してまいりましょう。

まず最初に目に入ってくるのが八島社殿です。
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八島社という名称は古代の日本を称する『八島』を謂れとする社号であり、東寺創設以前より鎮座されていた古い神を
祀ったものと推測されます。空海(=弘法大師)が伽藍建立に先立ち、この八島社へ祈願なされたと伝わっており
祭神は東寺の地主神とも大己貴神(おおむなちのかみ)であるとも言われます。

南大門を挟んで八島社の向かいにあるのが八幡社殿。(写真左)
本尊は檜の一木を弘法大師自らが掘り起こしたといわれる僧形八幡神座像だそうです。(残念ながら非公開でしたorz)
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平安時代の政治事件『薬子の変』を鎮めたとも言われ、南北朝時代に足利尊氏が祈願したところ
神殿から鏑矢が新田勢に向かって飛び見事勝利を収めた故事から戦勝祈願の社とされています。

写真右は灌頂院といい、密教の奥義を師匠から弟子へ伝える伝法灌頂の儀や正月の8日から14日まで天皇の安泰を祈願する後七日御修法(ごしちにちのみしほ)などを執り行うための堂で本尊は安置されていません。

南大門と灌頂院はどちらも重要文化財に指定されています。
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美麗な細工に飾られた御門が見えてまいりました!
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こちらは小子坊という建物で、かつては西院大師堂にあったといいます。現在の建物は昭和9年に再建されたもの。
過去には後宇多天皇が住まわれ光厳上皇が政務を執られるなど天皇をお迎えする特別な場所に相応しく、
用材はすべて木曽檜が用いられ、内部の6個の部屋(鷲の間、雛鶏の間、勅使の間、牡丹の間、瓜の間、枇杷の間)の
障壁画は京都を代表する日本画家堂本印象により描かれています。
また池を望む美しい庭とその奥に国宝指定されている蓮華門など見どころ満載で、非公開であるのがつくづく残念!

・・・とはいうものの外から拝見できる勅使門もそれはそれは素晴らしい造詣でございます(≧▽≦)
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菊の御紋を拝した透かし彫りは非常に繊細にして緻密。欄間や蟇股の造詣にも目を奪われます。
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古典のゆかしさとモダンの洒脱さを兼ね備えたデザインは、現代の前衛的建築にもマッチするのではないでしょうか(*^^*)
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広々とした境内にはあちこちにたくさんの木々がその枝を悠々と広げています。
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そのうち幾本かはまだ紅い葉を携えていました。
わずか10日後には真っ白に雪化粧するとは想像もできませんでしたが・・・・・(^^:
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続いて見えてきたのが毘沙門堂です。
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かつて羅城門の上層にあった兜跋毘沙門天(とばつびしゃもんてん)像(国宝指定)を安置するために建てられたお堂で
京都の都七福神の一つとされています。
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毘沙門天は仏教において、持国天、増長天、広目天とならぶ四天王の一尊、多聞天と同義の武神であり、
江戸時代以降は特に勝負事の神さまとして広く信仰を集めています。
この日も平日にもかかわらず、たくさんの方が熱心にお参りされていました(^人^)

この毘沙門堂の北側にあるのが。。。
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国宝である大師堂です。正式には西院御影堂といい開祖である弘法大師(=空海)の住房でした。
前堂、後堂、中門の3部分からなる複合仏堂で、全体を檜皮葺きとし簡素な垂木や縁に高欄を巡らせた設えなど
非常に落ち着きのある佇まいです。堂内には不動明王と弘法大師の像がお祀りされていて深い信仰を集めています。
毎早朝6時から、一の膳、二の膳とお茶をお供えする生身供(しょうじんく)の法要が執り行われており
誰でも自由に参拝することができます。

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・・・そろそろ本日もお開きとなりました。次回、後編にて主要伽藍を拝観いたします。

ああ今回も遅々として進まない~(^^;;

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コメント

恥ずかしながら・・・

こんばんは〜

本当に寒い1日でしたね〜
寒いだけでなく、お店もお寒い(笑)1日となってしまいました〜

東寺さんは、恥ずかしながら入ったことないんですよ〜・・・
何度も横を通りながら、ホント失礼なんですが(^^;;
弘法さんも合わせて、行きたい!と思いながら実現せず
今日に至っております

道から見える、五重塔と南大門
その南大門が、あの様な状態だったとは‼️
気付かなかった自分にショックです⤵︎

歴代の天皇に援助されただけに
規模もさることながら、重厚感と言いますか
凄いボリュームですね〜(^_^)

派手さこそ控えられていますが
蟇股は「私の大好物です‼︎」
特に鳳凰がよろしいですね〜(≧∇≦)

続きも楽しみにしておりま〜す!
『遅々として進まない』大歓迎です
長〜〜〜く楽しませて下さいね!

2014/12/19 (Fri) 01:26 | 京都花大黒店主 #- | URL | 編集
花大黒 ご店主さま

おはようございます☆

いやいや、昨日の天候では客足が鈍いのも致し方なしですよ~
雪景色の撮影を兼ねてヨガスタジオまで徒歩で出かけましたけど、わずか数10メートルで
後悔したしましたもん(^^; 今日はやや寒さも緩むとのことですが午前中はまだまだ冷えますね!

東寺さん、確かに密教寺院だけあって全体的にちょっと地味ですよね(^m^)
五重塔も九条通りからの方がよく見えるし・・・(笑)
ただ、のちにご紹介しますが講堂と金堂の御本尊は一見の価値あり!です。

南大門、わたくしも衝撃的でした(T▽T)
『仁王像、やっぱり無いなぁ~』みたいなテンションでちょっと覗きこんだらいきなりあの細工☆
ちょうど近所の保育園児たちがお散歩に来てはったんですけど、チビちゃんたちの間を縫うように
必死で撮影してたのでエライ注目を浴びちゃいました(笑)

相変わらずパンフを見返したりHPを検索したり、『京都の寺社』的な書物を調べてるうちに
気が付いたら全然関係ないとこまで読んでたりwww寄り道ばかりの遅筆ではございますが
どうぞ今回もよろしくお付き合いくださいませ(*^人^*)

2014/12/19 (Fri) 10:37 | あすも #- | URL | 編集
No title

こんにちは(^-^*)/
あすも様って写真をお撮りになるのが
とてもお上手ですよね|ョ・д・)スゴイ.....
写真がきれいなのでついつい
見入ってしまいますe-349

2014/12/19 (Fri) 15:29 | なるハハ #- | URL | 編集
なるハハさま

こんばんは☆お返事が遅くなってしまってごめんなさい。

お褒めの言葉をいただきありがとうございます励みになります!!
カメラが新しくなってからますます写真を撮るのが楽しくなりました♪
とはいえなかなか思うような写真にはならず、
『デジカメのモニターで確認した時はイイ感じと思ったのに~(><)』なんてことも
しょっちゅうです(^^;

拙宅の写真がお気に召されたのならそれはきっと、カメラの性能と被写体のおかげですね(^人^)

2014/12/20 (Sat) 23:14 | あすも #- | URL | 編集

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