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よりみち紀行~嵯峨路をゆく その3&きょうの晩ごはん

こんばんは☆
のんびりマイペースにもほどがあるって感じで続いておりますよりみち紀行。
第3回の今日は、思い出の寺(笑)清凉寺=嵯峨釈迦堂の塔頭を見て回りたいと思います♪
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まずは境内の東側、駐車場からすぐの所にあるのが一切経蔵です。
江戸時代中期に建立されたといわれるこちらの建物には『輪蔵』と呼ばれる法輪が置かれています。
これは唐紙製の明板本5408巻に収められている一切経・法典が、いわば回転式の書架状の法輪に
収納されていて、これを一度ぐるりと回すと経典を全て読んだのと同じ功徳がいただけるのだそうです。
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試してみたかったんですけどこれが有料(笑)
駐車場代が思ったよりも高かったので、今回は外から拝ませていただきました(^人^;;
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堂の正面には輪蔵の起源とされる中国南朝梁の傅大士(ふだいし)父子像が安置されています。

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一切経蔵のすぐ横に弥勒多宝石仏が安置されています(左下)素朴ななかにも敬虔さが感じられますね。
鎌倉時代前期、空也上人の手によって彫られたとも伝えられています。
木立の中にひっそりとたたずむお堂は愛宕権現社(右下)。祠殿は江戸時代に建立されたものだとか。

通例の場合、阿弥陀堂に置かれるご本尊は東を向いてらっしゃるのですが、ここ清凉寺の阿弥陀さまは
西を向いて安置されていらっしゃいます。
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まだ蕾固い梅の木に飾られたとても女性的な阿弥陀堂です。

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西向きの阿弥陀像は『源融のうつし顔』といわれています。
嵯峨天皇の皇子であった左大臣源融はここ清凉寺の前身にあたる棲霞観(ぜいかかん)を山荘として建立、
写経や造仏に着手したものの志半ばにして他界されました。その後、融の子供たちの手によって
棲霞寺として完成を迎え、のちにその一郭に発足した釈迦堂が現在の清凉寺となったそうです。

源融といえば『源氏物語』の主人公光源氏のモデルともいわれていることで有名です。
阿弥陀さまも、物語の中の『光る君』の名にたがわぬ清廉でたおやかなご尊顔でいらっしゃいました(*^^*)

木鼻は大胆かつ緻細な彫りが印象的な獏。やや欠けも見られますが目に力のある良いお顔をされています。

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周囲は庭が美しく調えられていて、まっすぐに伸びる石畳を進むと霊宝館や庫裏へと繋がっています。
しんとした庭園をのんびり散策しておりますと、植え込みの陰になにやら小さく動くものが・・・

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円らな瞳が可愛らしい野鳥のようです。まるでカンガルーのようにぴょんぴょん跳ねるのが面白~いww
よくよく観察していると、どうやらお食事中のようなのですが
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んん?何を食べてるの??
まるでプラスチックのような真っ青な玉ですがこれって食べても大丈夫なのかしらん(^^;
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インスタグラムにアップしてみたところ、この鳥はシロハラ、鮮やかな青い実はジャノヒゲというのだそうです。
雀と鳩以外の野鳥を近くで見たのって初めてな気がするwwwちょっと得した気分になる出逢いでした💛

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続いては多宝塔を拝見いたしましょう。
下層3間本瓦葺、尾垂木を竜頭とする江戸風の建物であるこちらは、1700年に江戸護国寺において
釈迦如来像出開帳の際の寄進を受けて江戸で造られたものだそうです。廻船で部材を運び、清凉寺境内に
再建されたのだとか。

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豊臣秀頼の首塚(左上):豊臣秀吉の三男であった秀頼は関ヶ原の戦い、大阪冬の陣、夏の陣を経て
大阪城落城の際に母であった淀君とともに自害しました。享年わずか23歳(満21才)のことだったといいます。
昭和55年、大坂城三ノ丸跡の発掘調査で人為的に埋葬された20代男性の頭蓋骨が発見され、
介錯とみられる傷や、左耳に障害があった可能性が確認されたことから秀頼の骨ではないかとして
所縁深い清凉寺に埋葬されました。

狂言堂(右上):毎年4月10日に嵯峨大念仏狂言が行われます。京都の三大念仏狂言のひとつで
重要無形文化財にも指定されている嵯峨大念仏狂言は、24の演目から成り『釈迦如来』という独自の演目も。
世阿弥の謡曲『百萬』に、この嵯峨大念仏が描かれています。

鐘楼(左下):鐘楼は江戸時代の創建、梵鐘はさらに遡ること南北朝時代に鋳造されたものだそうです。
寄進者である足利義政や日野富子など700人以上の銘があるのだとか。

薬師堂(右下):平安時代に嵯峨天皇勅命により空海が建立したと伝えられています。
元は龍幡山薬師寺というお寺で当初は真言宗、のちに浄土宗へと改宗しました。
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日月門なる扁額がかかった玄関をくぐると、モダンな印象の前庭が設えられています。
こちらのお庭には三地蔵がお祀りされていました。
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薬師堂は小野篁の『生の六道』でもあるといいます。
平安時代前期の公卿で参議であった小野篁には数々の伝説が残されており、その中でも有名なのが
夜ごと井戸を通って地獄に降り閻魔大王のもとで裁判の補佐をしていたというもの。その際に、地獄へと向かう
『死の六道』が東山にある六道珍皇寺、地獄から現世へと戻る時に使われた『生の六道』とされたのが
嵯峨の福生寺でしたが明治時代に廃寺となったことから清凉寺の阿弥陀堂に合併されたのだそうです。
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いやあ~それにしてもこんなに見どころいっぱいの素晴らしいお寺だったとは!
今までずっと誤解してたよゴメン嵯峨釈迦堂(*^人^*)
無事に中学時代のトラウマ(?)も克服いたしましたところで、今晩はお開きとさせていただきます。
よりみち紀行、まだまだ続きますよ~(マジでか!)
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 (嵯峨路:のどかな田圃道を人力車が行き交う)


↓きょうの晩ごはん☆


ボス夫さんの釣果を食い尽くす献立(笑)
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ブダイ鍋
寒グレの唐揚げ
ごぼうとにんじんのきんぴら

まずは唐揚げから💛
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一晩塩して水けを拭いたグレの皮を剥いて骨を取り、一口大のそぎ切りにしたら片栗粉をまぶして
さっと揚げただけなんですが、これがバカウマ☆メロウマ~(≧▽≦)
適度な弾力がある白身に旨みがぎゅっと詰まった感じです。噛めば噛むほどじんわりと滋味が広がって
ビールにもご飯にも合う合う♪♪あの大きかった身があっという間にになくなっちゃいました(笑)

続いてはブダイの鍋💛
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 大きな土鍋に水を張りブダイの頭とアラを入れて弱火で煮出します。途中、丁寧にアクを掬い取ったら
 塩を少々加えて一度火を止め蓋をした状態でしばらく置きます。小鍋にだし汁を取り分けたら、白菜、長ネギ、
 蕪、椎茸を入れて火を入れます。沸々としてきたら切り分けたブダイの身と豆腐を加え一煮立ち。
 最後に塩抜きした塩蔵ワカメを加えて完成です☆


こちらもメロメロウマウマ~(≧▽≦)
いちおうポン酢も用意していたんですが、ブダイから出た旨みだけで十分に美味しくいただきます💛
美しい白身は淡泊にしてほろほろと柔らかくそれでいて肉厚感がしっかりあって、もはや気分はてっちり?!
高級鍋に勝るとも劣らない美味しさでございました♪

お出汁はまだ大切に取ってあります(笑)明日はブダイ雑炊だ~~~っ(^m^v
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コメント

歴史散歩。。。

あすもさんの中学時代の地獄の想い出?の地にも、
様々な歴史が散りばめられてるとは。。。w
ホント京都の奥深さは、底が知れないですなぁ♪

小野篁なんて名前、高校の日本史で習って以来、
初めて耳にした気がする~~(^^;)

ビー玉にしか見えなかった鮮やかなジャノヒゲ?
これが野生の実なんて、ちょっとビックリです~♪

2015/02/13 (Fri) 12:06 | 小藤 #- | URL | 編集
小藤さま

こんばんは(*^^*)いつもお返事が遅くてすみません

30年ぶりに無事、地獄の思い出も払拭されました(笑)
すっかり遠くなった記憶を頑張って手繰ってみたんですけど
ホントな~~~にも覚えてなかったのが我ながら衝撃で(^^;
たぶん本堂前に集合してたんだと思うんだけどなぁ。。。

今気に入ってるコミックス『鬼灯の冷徹』にも、小野篁が出てて
これがまためっちゃ面白いんですよ(^m^)
天然パーマでおっとりしてるのに怖いもの知らずってキャラで
ご本人がそうだったかどうかは定かではないんですが、
『生の六道』の石碑を見るとつい『知り合いの名前を発見した感覚』に(笑)

『ジャノヒゲ』はカズラの仲間で、高さ10センチほどで細長い葉が多数伸びています
植え込みにもよく使われるそうなので、もしかしたら気が付いてなかっただけどで
けっこうあちこちで目にしてたのかもしれませんね~ww

2015/02/14 (Sat) 01:19 | あすも #- | URL | 編集

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